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5ch(5ちゃんねる)の削除依頼・削除方法とは?スレや書き込みを削除依頼4つの方法を弁護士が解説【2022年版】

2022年5月16日

旧2ch(2ちゃんねる)から派生しているのが、5ch(5ちゃんねる)です。スレッドを立てやすく匿名で情報発信を行えるので、多くの方が利用しています。

しかし、誹謗中傷のスレッドが目立ち、訴訟に発展するケースも少なくありません。

もしも5chで、誹謗中傷を受けたらどうすればよいでしょうか。

今回は、5chのスレッドや書き込みを、削除依頼する方法についてお伝えします。

5ch(5ちゃんねる)・2ch(2ちゃんねる)の書き込みをすぐに削除についてすぐに相談したい方は掲示板削除に強い髙橋健一法律事務所にご相談ください。相談無料ですので、お気軽にお問合せください。

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5ch(5ちゃんねる)のスレッドや書き込みを削除依頼するには

5chのスレッドや書き込みを削除するには、次の4つの方法があります。なお、いずれも自分の手で削除することはできません。

基本的には、5chの管理者(削除者)に依頼をして、管理者(削除者)が削除する方法をとることになるでしょう。

1.メールで削除依頼する

1つ目の方法はメールで削除依頼を行う方法です。5chでは「meiyokison@5ch.net」にて、削除依頼を受け付けています

  1. メール件名:削除申し立て
  2. 内容:削除対象のURL・レス番号・削除理由
  3. 添付資料:本人確認資料・理由を根拠付ける資料(あればでよい)

より確実に削除してもらうようにするには、削除理由を詳しく記載することが大切です。

たとえば「『○畑に住んでいて8888に乗っている〇木君、子どもの通学には気を付けてねw』などと書かれている。個人を特定できるうえに子どもに危害を加えるような書き方をしているので、削除を依頼します」など、どの点が個人の権利を侵害しているかを、しっかり伝えなければなりません。

また、申し立てる依頼人が本人であることが重要なので、本人確認資料は運転免許証など顔写真のある資料を提出しましょう。

2.削除整理版で削除依頼する

2つ目は、削除整理フォームを利用して削除依頼する方法です。

しかし、この方法はあまりおすすめではありません。5chは旧2chから派生した掲示板ですが、内容は旧2chのままだからです。
実際に、削除掲示板も「削除整理@2ch掲示板」と、昔のままで修正さえされていません。

整備されているとは言いがたいため、たとえここに書き込んだとしても真剣に対応してくれるかどうかは疑問が残るでしょう。

また、削除申請の内容もすべて公開されるので、さらなる悪質な書き込みが増える可能性もあります

3.削除要請版で削除依頼する

3つ目の方法は、削除要請フォームを利用して削除依頼する方法です。この方法も先の「削除整理フォーム」を利用した依頼方法と、ほぼ同じです。

しかしこの方法の場合、以下のいずれかに該当するもののみが依頼対象となるという縛りがあります。

・削除ガイドラインで※のついているもの。
[個人の取り扱い(個人情報・電話番号・誹謗中傷・他)][差別・蔑視][荒らし依頼]

・削除ガイドラインで一部特殊な扱いになっている依頼者。
[法人・団体][個人・一群][個人・二類]

・警察へ相談中の方(通報前は除く)。
「削除ガイドライン」とは、書き込みの削除に関するルールが記載されているページです。条件など判断するのにとても面倒なので、この方法もおすすめできません。

また、整理フォームと違う点は「会社や会社内の部署についての、書き込みなどの削除」となる点です。個人が行う削除申請は先の「削除整理フォーム」となります。

4.裁判所(仮処分)を通じて削除依頼する

4つめの方法は、裁判所を通じて削除依頼を行う方法です。この方法はもっとも確実性の高い方法であり、ある程度の強制力を持ちます。これに従わなかった場合、相手に対して金銭を払わせる義務を負わせることができるからです。

このかたちでの削除依頼なら、判決に従わせて書き込みを削除させられます。

5chでも公式にて、『5ちゃんねるが認めた弁護士からの請求』であれば、削除対応をすると記載があります。

3.5ちゃんねるが認めた弁護士からの請求
5ちゃんねるが,過去に受けた請求から、表現の自由を配慮したリーガルマインドを持った弁護士と認めた者からの請求については、正当な理由があるものについて、原則として対応するものとする。
引用:5ちゃんねる削除体制

ただし、依頼に手間がかかります。

裁判所に訴えて削除の仮処分を出させようとした場合、対象者は5chの運営元である「LokiTechnologyInc.」(ロキテクノロジーインク)となります。しかし、

  • LokiTechnologyInc.は、フィリピンの現地法人
  • 日本の地裁で削除仮処分を取るには、時間がかかる
  • フィリピンの法人登記が必要
  • 海外法人登記取得代行センターで購入
  • 供託金が約30万円必要

などの問題点があります。

このような高いハードルを乗り越える必要があるので、これだけの労力と資金を使っても削除するべきかをよく検討する必要があります。

どのくらいの費用が必要か、削除できる可能性はあるのか等、専門的な知識が必要となるため一度、ご相談ください。

無料相談はこちら

5chで削除依頼する際の注意点

ここでは、5chに削除依頼する際の注意点をお伝えします。単純に「削除してください」と依頼するだけでは削除してはもらえません。

クリアしなければならないポイントを知っておきましょう。

削除ガイドラインを必ず確認する

5chのスレッドや書き込みが削除される場合は、は「削除ガイドライン」に従うことになります。

削除ガイドラインに該当しない場合は削除対象とならないので、このガイドラインを熟読する必要があります。

削除要請フォームから削除依頼する際には「削除ガイドラインに※のついているものが対象」とあるので、削除ガイドラインを確認する必要が生じます。

削除方法によっては本人確認書類が必要になる

削除整理フォームおよび削除要請フォームでの依頼では「名前・部署/役職」(名前は本名でなくても可)の個人情報が必要となりますが、本人確認書類の提出は必要としません。

しかし、メールで削除申請を行う際には本人確認書類が必要となります。削除を切に訴えるのであれば、顔写真付きの運転免許証などの提出が有効でしょう。

削除要請フォームからの依頼は5ch全体に公開される

個人に関係するスレッドや書き込みに対しての削除申請は「削除整理フォーム」から削除依頼を行います。

会社や店舗など法人や団体へのスレッドや書き込みを削除依頼する際には「削除要請フォーム」から依頼します。

この両フォームからの削除依頼は、すべて公開されます。氏名欄には「本名を記載しなくてもよい」とはなっていますが、本名でなければ削除依頼の信憑性が下がるので削除される可能性も低くなります。

このことが、思いどおりに削除されない要因になっていると、いってよいでしょう。

2chやミラーサイトへの削除依頼も行う必要がある

5chは2chから派生してできている掲示板です。

5chは「5ch.net」であり、2chは「2ch.sc」とまったく別物とされていますが、実は5chの内容は2chに反映されています。

そのため、5chでのスレッドや書き込みを削除するのであれば、2chに同じスレッドがコピーされているかを確認しなければなりません。存在していれば、2chの書き込みの削除申請も行う必要があります。

5chの書き込み・スレッドの削除依頼は、日頃あまり掲示板の使い方に慣れていない方にとっては難しく感じることもあるでしょう。専門的な知識が必要になるため、お困りの方は高橋健一法律事務所にご相談ください。

5chの削除依頼に関するよくある質問

ここでは5chへ削除依頼を行う際に、疑問に感じやすい項目とその内容をお伝えします。

よくある質問なので、ぜひ参考にしてください。

自分で書き込んだものは削除可能?

「周囲に流されて思わず過激な書き込みをしてしまった。もしかしたら訴えられるかもしれない」「本心とは異なる内容を書き込んでしまった」など、後悔の念から「自分が書き込んだレスを削除したい!」と思うことがあるかも知れません。

しかし残念ながら、5chでは自分が書き込んだレスでも、自由に削除することはできない仕組みとなっています。

どうしても削除したい場合は、先ほどお伝えした「削除ガイドライン」に従って、削除申請をするしか方法がありません。

ただ、単に「書き込んだ内容が悪かったから」などの理由では、削除されない可能性が高いといえます。

「相手の品位を貶める内容であり、人道的、道徳的に見ても明らかに不適切表現であるために、削除をお願いしたい」など、具体的な理由を伝えると削除確率は高くなります。

 

「自分で書き込んだもの」も、早急に削除しなければ大きな問題となることがあります。

たとえば、平成13年には「無断欠勤などの職務怠慢が原因で懲戒解雇になった人間2名が、元雇用先を誹謗中傷を書き込んだ」とのことで訴えられ、元雇用先に100万円・その雇用先の代表者2名に対してそれぞれ30万円を支払えという判決が出されました。

これは、本来は正当な解雇事由による解雇処分を受けた2名が、「不当解雇だ」「休みが全然とれない奴隷の惨状」「不当にお金を請求されている」「代表者のうち1名はボンボン育ちで人を洗脳している。もう1人はお嬢様で、従業員をこき使う」などに類する書き込みを2chに行ったことに端を発しています。それに対して元雇用先が、「信用と名誉を棄損されている」と裁判を起こしました。

訴えた側は「会社に300万円、代表者に対してそれぞれ200万円を支払え」とうったえましたが、認められたのは一部であり、最終的には「会社側に対して100万円、代表者に対してそれぞれ30万円ずつ支払え」とされました。

それでも、「一個人が書いた書き込みに対して制裁が下されること」はこの事例からも分かります。うかつな書き込みは、書き込まれた側の名誉も、また書き込んだ側の生活も壊してしまうものなのです。

出典:女性就業支援バックアップナビ「判例データベース 2チャンネル書込名誉毀損事件」

削除されるまでにかかる期間は?

書き込みが削除されるまでの時間について、削除ガイドラインにも明記されていません。

ただ、削除整理では「長期未処理(レス依頼)」の専用スレッドが用意されています。このスレッドには「2週間以上処理されていないレス削除依頼スレッドの報告ができます」とあるので、およそ2週間が目安になるでしょう。ただし、削除ガイドラインに沿った内容でないと、いつまで経っても削除はされません。

2週間以上経っても削除されていない場合は再度、削除ガイドラインと依頼内容を確認することをおすすめします。

もしも、ガイドラインと合致していなかったことが原因で削除されていないようならば、合致した内容で再度削除依頼を行いましょう。

書き込み内容によっては削除が難しいって本当?

「どんな書き込み内容でも、削除依頼をすれば削除される」と考えるのは間違いです。。書き込み内容によっては削除されないケースもあります。

書き込みの内容が「不愉快である・言葉使いが嫌い・ウザい」だけの表現だと、削除依頼しても受け付けてもらえないでしょう。

また、一般のスレッドでは削除対象となりえる叩きでも、一部のスレッドでは削除対象とならないこともあります。

発信者を特定することは可能?

5chの投稿であっても発信者の特定は可能です。プロバイダに対して「発信者情報開示請求」を行えば、発信者を特定できます。発信者を特定するためには次のようなステップが必要となります。

  1. 5ch(LokiTechnologyInc.)へIPアドレス開示請求を行う
  2. 5chからIPアドレスを入手しプロバイダを特定する
  3. 特定されたプロバイダにアクセスログ保存要請をする
  4. 投稿者に対する発信者情報開示訴訟を提起する
  5. 投稿者の個人情報が開示される

開示請求は個人でも行うことはできますが、個人からの依頼の場合、運営者側は原則としてこれを受け入れません。弁護士に依頼し、裁判所から各請求を行ってもらわないと、個人の特定には至らないと考えてよいでしょう。

つまり発信者を特定することは可能ですが、ある程度手間とお金が必要になる、ということです。

まとめ

5ch(5ちゃんねる)の削除案件について、詳しくお伝えしてきました。2ch時代からさまざまな経緯を経て5chが誕生しましたが、「表現の自由」は基本的に守られています。

「理不尽な誹謗中傷を行ったとしても表現の自由の範囲とされるのはいかがなものか」との議論はあるでしょう。

また5chも、いかなる暴言も許容しているわけではありません。電話番号や個人名、自殺に追い込みそうな言葉や表現などは、カットされる仕組みになってはいます。しかし、日に何万件もの書き込みを監視するには限度があり、すり抜けてアップされるケースが多いのも事実です。

書き込みを削除したい場合はメールを使い、それでも無理な場合は費用対効果を考えて、弁護士に相談するのが確実です。

5ch(5ちゃんねる)の書き込みをできるだけ早く効率的に削除したい場合、インターネットトラブルに強い弁護士にまずは相談をすることとをおすすめします。

髙橋健一法律事務所は掲示板の書き込みや各種サイト・SNSの削除・投稿者の特定等、インターネットトラブル対応実績が多数ございます。まずはお気軽にご相談ください。

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