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爆サイの書き込みの犯人特定できる?開示請求は難しい?削除の期間・対応方法

2021年11月24日

自分では何も覚えがなくても、ネットの掲示板にプライバシーにかかわる情報を書き込まれてしまうことは、ありえない話ではありません。

地域ごとにスレッドがある「爆サイ」にそうした書き込みがあった場合、開示請求の流れはどのように行えばよいのでしょうか。

今回は、爆サイの書き込み犯人を特定への一歩!開示請求(投稿者特定)の方法と期間、費用などについて詳しく解説します。

爆サイとは

爆サイとは、ネット上の巨大掲示板サイトのことです。「5ちゃんねる(元2ちゃんねる)」や「したらば」のようなネット掲示板と似ていますが、爆サイと5ちゃんねるとの大きな違いは、地域性があるかどうかです。

5ちゃんねるでは、とくにジャンルを決めずに誰でも好きなテーマで掲示板を作れるのに対し、爆サイは都道府県や市町村ごとの掲示板で書き込みを行います。

日本全国の市町村区分まで幅広く掲示板が存在しているため、ジャンルの数は5ちゃんねるよりも多くあります。

書き込みの内容も地域特有のローカルな話題が多く、田舎の飲食店の感想のような特定の地域の人しかわからないようなローカルな話題で盛り上がっています。

その地域に住んでいなくても、旅行先の情報を知りたい時や引越し先の情報を知りたい時は、爆サイの検索機能で知りたい地域の掲示板を調べればさまざまな情報を得ることができます。

爆サイで削除・開示請求できる書き込みって?

爆サイでは「利用規約に反している書き込み」「権利侵害となる書き込み」であれば、削除してもらいやすいといえます。具体的にどんなケースを指すのか見ていきましょう。

利用規約に反している書き込み

爆サイの利用規約に反している書き込みであれば、削除依頼・開示請求ができます。どんな書き込みが利用規約に反しているのかは、爆サイの利用規約第3条「禁止事項」を読むと細かく記載されているので、一度目を通しておくとよいでしょう。

ここでは利用規約に反する書き込み例を2つ紹介します。1つ目は、個人情報に関する書き込みです。

本名や住所、電話番号、IDなど、個人を特定できるような情報を書き込むことは利用規約に反しています。これは利用規約だけでなく、権利侵害にもなるため犯罪になってしまう可能性も考えられます。

2つ目は、掲示板のテーマと逸脱した内容です。たとえば、静岡県の掲示板で東京都の話題しか書き込まないといったような書き込みは利用規約に反しています。

ただ、これくらいの逸脱であればとくに大きな問題にはなりません。主に問題になるものは、意味のない文字の連投や性的なコメントなど、掲示板を見ている人を不快にさせるような書き込みです。

こういった書き込みは、削除依頼が可能です。

権利侵害となる書き込み

利用規約に反しているだけでなく、権利侵害となる書き込みも削除や開示請求をできます。プライバシーの侵害や名誉毀損になるような書き込みは権利侵害となる可能性が高いです。

たとえば、上記のような個人情報に関する書き込みはもちろんのこと、飲食店に対して「〇〇の店はゴミが入っている」や、個人に対して「〇〇さんは不倫をしている」など、店や個人の名誉や社会的評価を害するような書き込みは名誉毀損罪となることがあります。

爆サイの書き込み削除・開示請求を自分でやる方法

爆サイ内で利用規約に反している書き込みや権利侵害となる書き込みを見つけた時、どうやって削除・開示請求をすればいいのでしょうか?

ここでは、自分で書き込みを削除・開示請求する方法を解説していきます。

書き込みのある画面を保存する

利用規約違反や権利侵害になっているような書き込みを見つけた場合は、スクリーンショットや印刷するなどして証拠を取っておくようにしましょう。

ネット掲示板は書き込みが消えてしまうことがあり証拠を取っておかなければ開示請求できなくなる可能性があります。

また、弁護士や警察などに相談する場合にも証拠は必ず必要になるので、開示請求したい書き込みを見つけたらすぐに証拠を撮るようにしてください。

書き込み情報(ログ)の保存を依頼する

開示請求したい書き込みの証拠を保存したら、次は書き込み情報(ログ)の保存を依頼しましょう。ログを残しておくことで、書き込みをした投稿者の情報が消えることを阻止できます。

ログの保存を依頼するためには、爆サイ内にある「捜査関係事項の照会・ログ照会依頼フォーム」から必要事項を記入します。

法人の方向けに所属機関名や部署名、担当者名が必須になっていますが、個人の方は自身の名前を記入すれば問題ありません。

すべて記入後送信すれば、土日祝を除く2〜3日以内に紹介手続き手順の連絡がメールで届くので、必ず確認するようにしましょう。

発信者情報開示請求書を送る

開示請求を行うには、爆サイの管理会社に「発信者情報開示請求書」という書類を必要書類と一緒に提出する必要があります。発信者情報開示請求書はテレコムサービス協会が書式を公開しているため、こちらからダウンロードしてご利用ください。

必要な書類

発信者情報開示請求書と一緒に提出する必要書類は以下の4つです。

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民票など)
  • 発信者情報開示請求書に押印した印鑑の印鑑登録証明書(3ヶ月以内)
  • 証拠となる資料
  • その他資料など

削除依頼から消えるまでの期間

削除依頼を行った場合、順調に進めば72時間程度で書き込みは削除してもらえます。

また、削除依頼を行っても必ず書き込みが削除されるわけではないことを理解しておいてください。

開示請求で得られる情報は一部のみ

開示請求すれば投稿者の氏名や連絡先などの情報が得られるかというと、そうではありません。

爆サイでの開示請求で得られる情報は、国や地域などの広い範囲での位置や利用されたプロバイダ、回線情報くらいです。

投稿者の氏名や住所など正確な情報まで知りたい場合には、投稿者が利用しているプロバイダに開示請求を行う必要があります。

プロバイダの特定は検索サービスなどを利用すれば簡単に調べられますが、専門的な知識が必要になるため、お困りの方は高橋健一法律事務所にご相談ください。

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プロバイダへの開示請求は弁護士から

プロバイダには守秘義務が存在するため、個人が開示請求を行っても応じてくれる可能性は低いです。

個人の氏名や住所などを開示してもらうためには、基本的に裁判を通す必要があると思ってください。

プロバイダへの開示請求のために裁判をする場合は、弁護士に依頼することをおすすめします。裁判は必ず弁護士を雇わなければいけないわけではありませんが、裁判をしたことがない方や裁判に行く時間がない方がほとんどでしょう。

弁護士に依頼すれば、そういった場合にも裁判を進めてくれますので、裁判の知識がない方はできるだけ弁護士に依頼するとよいでしょう。

期間

プロバイダに対する開示請求は2つのステップがあります。まず、発信者情報消去禁止仮処分命令申立を行い、投稿者の特定に必要な情報を消去することを禁止してもらいます。

プロバイダにも容量があるので、古くなった情報は自動的に削除されてしまうのです。そのため、投稿者の書き込みが消される前に、情報を残しておいてもらうための申請が必要になります。

順調にいけば、2週間程度で裁判所からプロバイダへ情報の削除を禁止してもらう命令を出してもらうことができます。

次に、発信者情報開示請求訴訟です。これが投稿者の氏名や住所を開示してもらうための手続きになります。

簡単にいえば裁判なので、すぐに開示というわけにはいきません。プロバイダの対応速度にもよりますが、大体半年程度の期間は必要とされています。

発信者情報消去禁止仮処分命令申立から発信者情報開示請求訴訟まで終わらせるためには、6〜8ヶ月はかかると思っておいてください。

まとめ

今回は、爆サイの書き込みを削除する方法と開示請求の方法について解説しました。爆サイの削除依頼から開示請求までの流れをまとめると、以下のようになります。

  1. 書き込みがあった画面を保存する
  2. 書き込み情報(ログ)の保存を依頼する
  3. 発信者情報開示請求書を送る
  4. プロバイダを特定する
  5. 発信者情報消去禁止仮処分命令申立を行う
  6. 発信者情報開示請求訴訟の手続きを行う

爆サイの書き込み削除自体はそこまで難しいものではありませんが、残念ながら投稿者の氏名や住所などの開示請求はそもそも個人では応じてもらえないことがほとんどです。

そのため、開示請求したいと思ったら個人で解決しようとするのではなく、弁護士を通して開示請求を行う必要があります。

「爆サイに悪質な書き込みをされている」「個人の特定につながる書き込みを削除したい」などのお悩みは、放っておいても解決しません。

爆サイの書き込みを削除したい書き込みした人を特定したい場合、インターネットトラブルに強い弁護士にまずは相談をすることとをおすすめします。

髙橋健一法律事務所は掲示板の書き込みや各種サイト・SNSの削除・投稿者の特定等、インターネットトラブル対応実績が多数ございます。まずはお気軽にご相談ください。

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